ローマでは、小さな公共の飲料用噴水があるため、散歩に繰り返し使えるボトルを持っていくと便利です。よく見かける鋳鉄製のものは、突き出した蛇口が鼻に似ていることからナゾーニと呼ばれます。水道事業者Aceaは、これらの水がローマの家庭と同じ給水網から来る飲料水だと説明しています。飲むための設備だと確認できる場所を使い、現地の表示に従ってください。装飾用の泉の水盤とは区別が必要です。
給水用の噴水を見分ける
ナゾーネは、観光名所を探していると通り過ぎてしまうほど控えめな設備です。水をくむためのもので、水盤に入るための場所ではありません。ローマには別の形の飲料用給水口もあります。写真で見た形と完全に一致するかよりも、用途とその日の表示を確かめることが大切です。
トレヴィの泉やほかの装飾用の泉の水盤から、水をくまないでください。立派な彫刻、透明に見える水、流れる水音は、水盤が飲料用だという意味にはなりません。記念物の近くに別の飲料用給水口があるなら、その口を探します。acqua non potabileは飲料用ではないという表示です。地図に給水点が載っていても、閉鎖や柵を越えて使ってよいことにはなりません。
ボトルが空になる前に探す
Aceaのページでは、ナゾーニや給水施設などを探すアプリAcqueaが案内されています。出発前の計画に使い、実際の状態は街で確認しましょう。地図上の点が休止中だったり、工事の向こう側にあったり、今いる道路側から行きにくかったりすることがあります。長い日なたの道を、たった一つの印だけに頼って歩く計画は避けたいものです。
出発地点の近く、予定した休憩場所の近く、それからカフェや店などの代案を一つずつ見ておくと便利です。通信が限られるなら、必要な場所を保存します。音声散歩のダウンロード済み地図と、最新の給水地点の地図は目的が異なります。一方に他方の情報がすべて含まれるとは限りません。
ほかの人にも使いやすい給水を
ボトルの口を蛇口に押し当てず、水の流れからくみます。少し飲みたいだけの人のために場所を空け、荷物で歩道をふさがないようにしましょう。待つ人がいる時は、補充の時間を長い写真撮影に変えない配慮も役立ちます。
ごみはごみ箱へ入れるか持ち帰ります。食べ残しが周囲に残るような容器洗いはせず、記念物の水盤で体や持ち物を洗わないでください。ペットに水をあげるなら、別の適した容器を使い、人が飲む給水口から離します。小さな気遣いで、共有する休憩場所が使いやすくなります。
歩く場所に合わせて準備する
歴史地区では、名所と名所の間の自然な休憩でボトルを満たすと、何度も水探しで散歩を中断せずに済みます。アッピア街道や水道橋公園では、最初から水を持ち、途中の給水点は追加の可能性として考えてください。開けた場所が多く、遠くの印を目指す寄り道は帰路を大きく延ばすことがあります。
ジャニコロの丘やアヴェンティーノでも同様です。坂を上り始めてからボトルが空だと気づくより、手前で準備するほうが快適です。天気、散歩の長さ、自分に必要な量を考えて持ち物を決めましょう。使える噴水があっても、日陰や休憩、状況に応じて道を短くする判断の代わりにはなりません。
地図の給水点が使えない時
閉じた設備を自分で動かそうとせず、利用しやすい代案を選びます。必要なら店で水を買うか、バールで休み、注文前に価格を確認してください。ボトルの水ならnaturaleは通常ガスなし、frizzanteは炭酸入りを指します。何か買えば必ず持参ボトルに水を入れてもらえるとは限りません。
大きな道路を渡ったり、丘を下ってまた上ったりする寄り道が、一度の補充に見合うかも考えます。疲れているならなおさらです。予定した給水ができず次の区間の水が足りない場合は、元の計画に固執せず残りの散歩を見直してください。
出発前の小さな確認
Rome Walksの散歩へ出る前に、開始地点を確認してボトルを満たし、現実的な補充場所と代案を覚えておきます。不要な荷物を減らしながらも、一つの噴水だけに一日の計画を任せないことが大切です。その日に使える街の設備を利用し、気持ちのよい休憩を挟みながら歩きましょう。



